民主主義について

小渕さんの言葉:
民主主義の基本原理は多数決である。

私が学校で習ったこと:
多数決を乱用するのは、多数の暴力であり、民主主義ではない。

民主主義の基本原理は、話し合いである。

少数意見も決してないがしろにすることなく、納得のいくまで話し合い、お互いに譲れない所まできたら、時間が限られている場合に限り、やむを得ず、多数決と言う手段を使う、と言うのが民主主義である。即ち、多数決とは最後の手段であり、出来うる限りこれを行使しない、と言うのが民主主義なのである。

それを最初から多数決を全面に打ち出して、尚かつ、多くて何が悪いと、一国の首相が言って憚らないのであるから、厚顔無恥、としか言いようがない。ましてや、列席のマスコミ諸兄も、これに何の疑問も感じず、何の指摘もしていない、と言うのであるから、これは決して見過ごしてはならない、危険な状況である。

しかし、よ〜く考えてみたら、彼らは民主教育を受けてはいなかった。厚顔無恥ではなく、単に無知である、と言われれば、辻褄の合うことが一杯ある。

国会の運営、議事進行、答弁、ヤジ、強行採決、乱闘、挙げればきりがない。どれ一つとっても、我々が学校で習った、会議の進行とは違っている。独学で民主主義を学んだ彼らの行動が、民主主義を学問として研究した先生に教えてもらった我々の目に、奇異に映ったのも、これで納得がいく。問題なのは、そんなごっこ遊びしかできない彼らが、我々の代表として、全権を担っている点である。誤った知識を持った人に全権を与えるしかない、と言う現実には、薄ら寒いものを感じる。

是非彼ら(代議員、マスコミ含め)には、正しい民主教育を受け直して頂きたいものである。だから未だに天皇主義や、軍事主義につながる発言がでてくるのだろうから。これ以上この傾向が強まるようならば、戦後生まれ、もしくは、民主教育を受け直したものしか議員にはしない、と言う強攻策が必要になるかもしれない。

再びの戦争を引き起こさないために。

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