漢字の書き順とは、漢字を見栄えよく書くためだけに存在する。これは先人からの知恵である。
しかし、近年になって、「覚え難い」と言う理由から、大幅に改訂されてしまった。もう一度言う。漢字の書き順とは、漢字を見栄えよく書くためだけに存在する。それを改訂してしまったのである。即ち、改訂版を覚えた人は、「見栄えの悪い漢字」しか書けない、のである。
これでは書き順を覚える意味がない。ましてや、これをクイズにし、あろうことか意味のない改訂版の方を正解とし、旧版を知っている人を、さも教養のない人として、愚弄している番組があったが、言語道断である。折角苦労して旧版を身につけた人が、何故に意味のない改訂版を覚えなければならないのか。ましてや、無教養だと言って馬鹿にされる謂われなどない。
こういう番組を無教養番組という。本当の教養番組は、物の本質を伝える番組を言う。楽して覚えた改訂版など否定し、これが本来の書き順の意味であり、これが本来の書き順である、と言う番組作りを心がけるべきである。
今のままでは、官僚の衛星番組である。世間の常識が、官僚の決めた物であってはならない。それでは、世の中が官僚に操られてしまう。これを食い止める楯として、マスコミがあるのではないか。もっと物の本質を見据えた番組作りをして欲しいものである。